【特定小型原付】法改正対応のおすすめ電動キックボード6選!
公開日:2023/09/19
2023年7月に法改正が行われ、電動キックボードの規制が緩和されました。電動キックボードは、特定小型原付に分類されるため、16歳以上であれば免許不要で運転できるようになりました。
また、ヘルメットの着用は努力義務に留まり、最高速度は20km/hに定められています。そこで今回は、法改正に対応したおすすめの電動キックボードを6種類紹介します。
BLAZEキックボードEV
会社名:株式会社ブレイズ(BLAZEキックボードEV)
住所:〒453-0041 愛知県名古屋市中村区本陣通2丁目30
電話番号:052-414-5527
BLAZEは、EV界のパイオニア的存在です。BLAZEのキックボードEVについて詳しく紹介します。
安全を重視した設計
BLAZEは、EVのパイオニアとして、法改正後の道路交通電動法に適用したキックボードを開発しています。電動キックボードは、運転免許不要で運転することができるため、通勤や通学、街乗りに最適な乗り物です。
BLAZEのキックボードEVは、ヘッドライトやウインカー、ナンバープレートを標準で装備しており、法を遵守しています。最高速度を感知すると、表示灯が光る設定になっています。
BLAZEでは、EV商品の開発第1号から現在に至るまで、専門スタッフによって全商品の検査を実施しています。道路交通法では不要とされているミラーについても、利用者の安全を守るために標準で装備しています。
なお、公道を走る際には、ナンバー登録と自賠再保険への加入が必要です。さらに、安全のためにヘルメットの着用が推奨されています。
用途に合わせて選べる2モデル
BLAZEでは「ライトモデル」と「ベーシックモデル」の2種類のキックボードEVを提供しています。用途に合わせて選ぶことができます。
軽量タイプのライトモデルは、折りたたみが可能となっており、持ち運びも楽々です。ライトモデルは低価格で提供しているため、まずは電動キックボードをお試ししたいという方にピッタリです。
バッテリーは着脱できるため、取り外して自宅や職場で充電可能です。重さは20kg以下なので、女性の方でも比較的簡単に持ち運びができます。
また、デザインはコンパクトなものとなっており、必要十分な機能にフォーカスして設計されています。とくに煩わしいセッティング等も必要ありません。
一方のベーシックモデルは、ハンドルやサドルの高さ調整機能を搭載しており、万人にフィットします。ライトモデル同様、折りたたんで持ち運びすることもできるため、手軽に利用できます。
ベーシックモデルでは、立ち乗りと座り乗りの両方が可能となっており、標準で装備されているサドルは取り外しできます。また、前後にはサスペンションを搭載しているため、段差のある道も楽々乗り越えられます。
SWALLOW ZERO9 Lite
会社名:SWALLOW合同会社(SWALLOW ZERO9 Lite)
住所:〒223-0064 神奈川県横浜市港北区下田町2丁目10-61
電話番号:090-5767-4177
SWALLOWは、2019年に日本国内で生まれた電動キックボードメーカーです。SWALLOWが提供するZERO9 Liteについて詳しく紹介します。
最高レベルの走行性能
ZERO9 Liteは、電動キックボードの中でも最高レベルの走行性能を持っています。SWALLOWが提供する商品の中でもハイエンドモデルとして位置づけられており、最高速度40km/hとされています。
ただし、現状日本国内で電動キックボードを走行する際には、20km/h以内と定められているので注意が必要です。また、定格出力600Wのトルクモーターと大容量のバッテリーを搭載しているため、上り坂でも楽に走行できます。
ZERO9 Liteには、道路交通法に定められた保安部品を標準で装備しています。国内で組み立てと点検を行った完成品を配送しているので、届いたらすぐに走り出しが可能です。
なお、電動キックボードで公道を走行する際には、ナンバープレートの装着が義務付けられているため、ナンバープレートの取得が必要です。
安全基準をクリアした高い性能
ZERO9 Liteは、専門スタッフによって国内で組み立てを行っています。組み立てられた製品は、80か所以上を点検したうえで出荷しています。
また、充電器には電気用品安全法に基づくPSEマークを取得しており、車体にはCEマークを取得しています。CEマークとは、電動キックボードが広く普及しているEUでの安全基準を満たしていることを認定するものです。
さらに、市販の電動キックボードの中では日本初となる国土交通省認定機関による性能等確認制度の適合品として認められています。これは、車体性能や安全性、品質管理体制の面で検査に合格したことを示しています。
省エネで経済的
ZERO9 Liteは、専用の充電アダプターを使って家庭用コンセントから充電することができます。フル充電した場合でも、電気代はたったの8円なので、ガソリン車と比べても圧倒的な低コストです。
夜、自宅で充電することで朝には満タンの状態でお出かけできます。電気の力で動くので、排気の心配もなく環境に優しい乗り物です。
また、オプションも豊富に用意しており、用途に応じて自由にカスタマイズできます。例えば、防犯対策としてリモートキーや折りたたんだ状態で楽に持ち運べるフロントキャスターなど、日常生活をさらに便利でスマートに進化させることができます。
無料試乗会でお試し可能
SWALLOWでは、本店と新宿会場で定期的な試乗会を開催しています。試乗会は無料で参加することができ、操作説明から安全講習、質疑応答まで行っています。
電動キックボードは、日本ではお試しできる機会が少ないため、購入を躊躇しているという方も少なくありません。また、販売店も少ないため、実機を見る機会も少ないのが現状です。
SWALLOWの試乗会では、乗り心地を確かめたり、スタッフに質問したりすることができるので、購入前の参考にすることができます。
COSWHEEL MIRAI T Lite
会社名:株式会社Acalie(COSWHEEL MIRAI T Lite)
住所:〒451-0034 愛知県名古屋市西区樋の口町1-15 ホーワビル2階
電話番号:-
COSWHEELは、米国カリフォルニア発の電動キックボードメーカーです。COSWHEELが提供するMIRAI T Liteについて詳しく紹介します。
2Way乗り可能
MIRAI T Liteは、COSWHEELが誇る技術者が1年半という開発期間をかけて作り上げたハイエンドモデルです。安全性能や走行性能、さらにデザインにこだわって作られています。
MIRAI T Liteの特長としては、2Way乗りができることです。着脱可能なサドルが装備されており、街乗りには立ち乗り、長距離移動には座り乗りで楽に移動できます。
また、折り畳み可能なので、軽自動車でもスムーズに積み込みできます。ちょっとした移動にも便利なので、女性でも取り扱いが簡単です。
2023年の法改正にも適合しており、最高速度表示灯や前後のディスクブレーキを標準で装備しています。最新技術を搭載しているので、安全に走行できます。
国内トップレベルの大容量バッテリー
MIRAI T Liteには、日本でもトップレベルの大容量バッテリーを搭載しています。航続距離は業界でも最長クラスの約80kmを誇ります。
そのため、通勤や通学、買い物などあらゆる用途で活躍します。バッテリーは簡単に着脱できるので、充電も容易です。
バッテリーはUSB-A給電口を装備しているため、モバイルバッテリーとしてスマートフォンの充電も可能です。走行1km当たりに掛かる電気代はわずか0.4円ほどなので、経済的にも負担が少ないと言えます。
また、MIRAI T Liteは、電動キックボードの弱点である登坂能力に長けています。500W強のモーターを搭載しており、独自で開発したアルゴリズムによって、業界最高峰の登坂能力を実現しています。
確実な安全性能
MIRAI T Liteは、法改正後の道路交通法に適合した設計となっています。前後に最高速度表示灯とディスクブレーキを標準で装備しています。
また、防水性能にも優れており、万が一機体が浸水した場合にも、外部に排水することで安全な走行が可能です。さらに、ディスクブレーキは雨などの悪条件に強い高性能な作りとなっています。
六角ペンチで簡単にメンテナンスができる点も魅力的です。
充実したアフターフォロー
COSWHEELは、業界でも最多の販売メンテナンス店舗数を誇ります。提携店は全国に150店舗以上あるため、万が一故障した際にも、すぐに対処できます。
また、製品には1年間のメーカー保証が付随しているため、安心して利用することができます。販売メンテナンス店舗の中には、試乗を実施している店舗もあります。
日本国内ではまだ普及率の低い電動キックボードですが、実際に試乗することで利便性を体感できます。
E-KON City
会社名:合同会社E-KON(E-KON City)
住所:〒670-0029 兵庫県姫路市嵐山町6
電話番号:-
E-KONは販売台数国内シェアトップクラスの電動キックボードメーカーです。E-KONが提供するE-KON Cityについて詳しく紹介します。
国内で設計・開発
E-KONは、国内で設計・開発を行う電動キックボードメーカーです。全商品、発送前に点検を行っており、高い品質を実現しています。
電動キックボード「E-KON City」には、独自開発のプログラムによって自社最高スペックの坂道性能を搭載しています。電動キックボードの弱点として上り坂での走行が挙げられますが、E-KON Cityはその弱点を克服しています。
また、バッテリーには大容量の20Aのものを搭載しています。最大航続距離は80kmとなっており、長距離での移動の際にも活躍します。
10インチのワイドタイヤを標準装備
E-KON Cityは、従来の電動キックボードよりも太い10インチのチューブレスワイドタイヤを標準で装備しています。チューブレスタイヤとは、通常バイクや車などに使われるものです。
そのため、安定性が高く、パンクなどのトラブルを最小限に抑えることができます。日本の道路状況にも適合しています。
認証マークを取得
E-KON Cityは、国土交通省の認定機関による性能等確認済の認証マークを取得しています。車体の性能や安全性の全ての検査をクリアしています。
さらに、バッテリーには電気用品安全法に基づくPSE認証を取得しています。PSEマークを取得した製品には、製造工程での検査や完成品の検査、試料の検査を実施することが義務付けられています。
これらの認証を受けていることから、安心して利用することができます。
YADEA KS6 PRO
会社名:長谷川工業株式会社(YADEA KS6 PRO)
住所:〒550-0002 大阪市西区江戸堀2丁目1-1 江戸堀センタービル14階
電話番号:06-6449-1845
YADEAは、電動モビリティ業界で世界最大規模の香港企業です。YADEAが提供するKS6 PROについて詳しく紹介します。
電動モビリティ販売台数世界一
YADEAは、香港発の電動モビリティメーカーです。6年連続で電動モビリティの販売台数世界一を達成しています。
日本国内では、長谷川工業株式会社がYADEAとパートナーシップを結び、正規販売店として電動キックボードを販売しています。YADEAは2001年の創業以来、世界100か国で電動モビリティを販売しています。
一方、国内でYADEA製品を販売する長谷川工業株式会社は、はしごや脚立を販売する業界のリーディングカンパニーです。2019年からは新事業として、電動キックボードの社会的実装に取り組んでいます。
法改正に対応した安全性能
YADEAは、長谷川工業株式会社と共同開発によって、日本国内の走行に対応した電動キックボードを提供しています。KS6 PROは、2023年の道路交通法に適合しています。
また、国土交通省認定機関による性能等確認制度にもクリアしているため、安心して利用できます。KS6 PROは、前輪にドラムブレーキ、後輪にディスクブレーキと電子ブレーキを搭載しています。
ブレーキ性能が優れているため、安心して停止することができます。運動ブレーキを回収して再生する「回生ブレーキ」機能を採用していることから、環境にも優しい乗り物です。
さらに、フロントサスペンションによって、ちょっとした段差も楽に乗り越えられます。タイヤには耐パンク加工を施しており、快適な乗り心地を実現しています。
最大荷重110kg
KS6 PROの構造には、高強度アルミフレームを使用しています。最大荷重は110kgとタフな性能を誇ります。
さらに、配線の露出は最小限に抑えることで、洗練されたデザインと引っかかりの防止を図っています。防水性能にも優れており、あらゆる方向からの飛沫にも耐えられます。
また、KS6 PROにはパワフルなモーターを搭載しており、最大航続距離は60kmとなっています。登り坂でも無理なく走行が可能です。
RICHBIT ES1 Pro
会社名:株式会社Acalie (RICHBIT ES1 Pro)
住所:〒451-0034 愛知県名古屋市西区樋の口町1-15 ホーワビル2階
電話番号:-
RICHBITは、中国に本社を持つShenzhen Xinhuanan Bicycleが提供する電動キックボードのブランドです。RICHBIT ES1Proについて詳しく紹介します。
保安部品を標準装備
RICHBIT ES1 Proは、2023年の法改正に準拠したモデルの電動キックボードです。近所までのお買い物や通勤、通学に適した新たな交通手段として活躍します。
保安部品は全て標準装備となっており、公道の走行にも問題ありません。特徴的なのは、緑色に光る最高速度表示灯です。
法改正によって電動キックボードは、車道では最高速度20km/h、歩道では最高速度6km/hと定められています。走行する場所によってモードを切り替えることができ、自動的に速度のリミッターが発動します。
原付バイクは歩道での走行が禁止されているのに対し、電動キックボードは速度を守ったうえで走行が許可されています。そのため、小回りが利きやすく、ちょっとした移動にも便利に使えます。
環境にやさしくエコな乗り物
RICHBIT ES1 Proは、電気の力で動くため、環境に優しい乗り物です。また、1kmの走行に掛かる電気代は、わずか0.4円ほどとなっています。
また、折りたたみも可能となっており、楽に車に乗せることができます。充電は家庭用コンセントを利用することができ、満タンになるまでは4時間ほどです。
夜のうちに充電することで、朝から走行が可能となっています。電動キックボードは、公道を走る際にはナンバープレートの取得が義務付けられていますが、ナンバーを未取得の場合でも活躍の場は多くあります。
たとえば、工場や倉庫のある会社内での走行、リゾート地やゴルフ場などで活用できます。
徹底した安全管理
RICHBIT ES1 Proは、全国100カ所以上の販売店や修理店でアフターフォローを受けることができます。万が一の故障の際もすぐに対処することができます。
また、タイヤやブレーキパッドといった消耗品についても、店舗で販売を行っています。提携店は全国に拡大しているので、最寄りの店舗で故障対応や修理対応を受けられます。
さらに商品の出荷時には、全機検査を実施しています。専門のスタッフが1台ずつ丁寧に点検作業を行っているので、安心して乗ることができます。
まとめ
今回は、日本国内の道路交通法に対応した電動キックボードについておすすめの機種を6つ紹介しました。電動キックボードは、2023年7月の法改正によって、特定小型原付に定められました。
ヘルメットは努力義務とされており、16歳以上は運転免許証不要で利用できます。小回りが利くことから、通勤や通学、街乗りの際に活躍します。
電動キックボードは機種によって重さや航続距離、走行性能などがそれぞれ違います。利用用途に応じて、最適なモデルを選択するのがおすすめです。
本記事が参考になれば幸いです。