電動キックボードは歩道走行禁止!?覚えておきたい交通ルールとは

       

公開日:2023/06/15  最終更新日:2023/05/12


現在の法律では、電動キックボードで歩道を走行することは禁止されています。また、電動キックボードに乗る場合は免許の取得とヘルメットの着用が必須です。しかし、2023年7月の法改正で内容が変更されることが決まっています。そこで今回は、これから電動キックボードを購入しようと考えている人に向けて、覚えておきたいルールを解説します。

電動キックボードで歩道を走行してはいけない

現在、電動キックボードは原動機付自転車と同じ扱いになっているので、歩道を走行できません。街中で電動キックボードに乗って歩道を走行する人を見かけることがありますが、これらは法律違反なので取り締まりの対象になります。

電動キックボードは小回りが利いて騒音や排気ガスも出ないため、気軽に楽しめる乗り物ですが、きちんとルールが定められているので守らなければならないのです。

現在電動キックボードを走行したい人がするべきこと

現在、電動キックボードを利用するには、免許の取得やヘルメットの着用などが必要です。

しかし、2023年7月に法改正するので、その後に電動キックボードを走行したい人は、免許が不要になり、ヘルメットの装着は任意になるようです。

2023年7月の法改正で走行できる場所が変更される

これまでは、電動キックボードは原付バイクと同じ扱いだったため、歩道を走行するのは禁止されていました。しかし、2023年7月から電動キックボードは特定小型原付という新しい区分に変更されるので、走行できる場所が変更します。こちらで変更内容を確認しましょう。

走行できる場所の変更

原付バイクと同じ扱いの電動キックボードは車道しか走行できません。しかし法改正後は、時速制限・識別灯によって走行できる場所が変わります。識別灯とは、まわりに走行モードを伝えるライトのことです。

たとえば、歩道を走行したいなら、時速制限を6kmの歩道通行者モードに変更すれば、自転車が走行できる歩道と路側帯を走行できます。識別灯火も自動で切り替わり、緑色に点滅します。

車道を走行したいときは、時速制限20kmモードに切り替えれば、車道、自転車レーン、路側帯を走行可能です。識別灯火も自動で切り替わり、識別灯火は緑色の点灯になります。

このように走行モードを切り替えることで、車道・歩道を走行できるようになるのです。

2023年7月の法改正で変更されるもの

走行できる場所だけではなく、そのほかにも変更されるものがあります。まず、現在は必須となっている免許の保有ですが、法改正後は不要になります。

次に、現在は必須となっているヘルメットの装着も、法改正後は任意となるのです。そして、現在は免除に準ずる年齢制限も、法改正後は16歳以上となります。

2023年7月の法改正で変更されないもの

すべての項目が変更されるわけではありません。これまで同様変更されないものがあるので混同しないようにしましょう。まず、自賠責保険は必須です。次に、ナンバープレートの装着も必須のままになります。

歩道で電動キックボードを利用するには

法改正後、電動キックボードを利用する際は、制限時速を守りましょう。

電源を切った状態で電動キックボードを押しながら歩くとき

自転車に乗らずに押して歩くときと同じような状態であれば、歩道を利用できます。ただし、電源を切った状態にしなければいけません。速度が出ない状態であれば問題ないということです。

制限時速が6kmの場合

電動キックボードは、業務用の自動配膳ロボットやシニアカーなどと同じように、速度が遅い場合は歩道を利用できます。制限時速が20kmの場合は、歩道ではなく車道、自転車レーン、路側帯となっているので混同しないようにしましょう。

交通違反せずに電動キックボードを利用するコツ

ルールと法律を守って楽しく運転しましょう。事故を未然に防止する心がけを忘れないようにすることが大切です。

基準を満たすようにする

ミラーやウインカーなどを備え付けていなければいけません。10種類の装置を取り付けるように法律で定められているので、必ず守りましょう。守らなければ法律違反になります。また、電動キックボードを購入するときに、商品を販売しているスタッフも法律を理解していない場合があるので注意が必要です。

法律上問題ないとスタッフにいわれたのに違反している場合は少なくありません。このような場合であっても、責任は運転者になるので、不安を抱えている人は正規ディーラーで販売されている電動キックボードを購入しましょう。

自賠責保険の加入

電動キックボードの運転中に事故を起こしてしまう可能性があります。そのようなときに、自賠責保険で被害者を救済するためにも自賠責保険に加入が必須です。ただし、運転者を救済するためのものではないので、任意保険にも加入することをおすすめします。

ナンバープレートの装着

こちらは役所で手続きすると無料で発行されます。忘れずに車体に取り付けましょう。

飲酒運転は違反

原動機付自転車と同じなので、飲酒運転は違反になります。ほんのわずかな距離であっても走行してはいけません。法律に違反するだけではなく、刑事罰に問われることになります。

まとめ

電動キックボードは、条件を満たすと歩道も利用できます。また、法改正後はこれまで装着していたヘルメットも任意となり、免許は不要になるのです。これまでよりも敷居が低くなるので、より多くの人が楽しめるようになりますが、法律とルールをきちんと守る必要があります。安全を無視して走行しても構わないわけではないので、安全管理には充分気を付けて走行しましょう。

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