電動キックボードにはナンバープレートが必要!規制緩和はいつから
公開日:2023/10/15 最終更新日:2023/06/19
電動キックボードを購入した後は、市区町村役場でナンバープレートを交付してもらいましょう。ナンバープレートを取り付けることなく公道を走行すると、取り締まりの対象になってしまいます。今回の記事では、ナンバープレートを取得する方法と、規制緩和について紹介します。内容を押さえておきましょう。
電動キックボードにナンバープレートの取り付けは必須
電動キックボードで公道を走行するときは、原則としてナンバープレートの取り付けが必須です。詳しく解説します。
公道を走行するときに必須となる
電動キックボードは原動機付自転車と同じ認識なので、公道を走行するときはナンバープレートの取り付けが必須になります。
ナンバープレートを取り付けていないと、交通違反として取り締まりの対象になってしまうので忘れずに準備しましょう。
そのため、電動キックボードを購入した直後に、ナンバープレートを取り付けるようにするとよいでしょう。
公道の走行を前提としているのか確認しよう
すべての電動キックボードが、公道の走行を前提としているわけではありません。私有地のみ走行可能となっている製品もあります。
通勤、通学、買い物などで電動キックボードを使用したいと考えている人は、製品を購入するときに、公道の走行を前提としているのか確認しましょう。
製品を購入した後に悔やむことが無いようにしてください。
電動キックボードのナンバープレートを取得する方法
市区町村役場でナンバープレートを取得できます。取得するにあたって、注意点や取得方法などを解説します。
ナンバープレートを取得する前に確認する項目
誰でも電動キックボードのナンバープレートを取得できるわけではありません。事前に確認しておきたいことがあるので忘れずに行いましょう。
まず、免許を取得していることが前提です。2023年7月1日より以前では、原付免許や普通免許などを取得していないと走行できません。
次に、自賠責保険に加入していることが大切です。万が一事故を起こしてしまったときに、保険に加入していないと膨大な費用を自分で負担しなければいけなくなります。
そして、必要な装備が揃っているのか確認しましょう。製品だけではなく、ウインカー、バックミラー、ブレーキランプなどが必要です。
ナンバープレートを取得するために必要なもの
原動機付自転車販売証明書を必ず用意します。インターネットで製品を購入した人は、公道の走行を前提としている製品なのか確認しましょう。
また、公道で走行可能となっている製品は、原動機付自転車販売証明書もセットで用意されていることもあります。
そのほかに用意するものは、印鑑と本人確認書類です。
市区町村役場で手続きを行う
電動キックボード本体を市区町村役場に持って行く必要はありません。スムーズに手続きを済ませたい人は、担当窓口を確認しておきましょう。
多くの市区町村役場では、総務課や市民税課などが担当窓口になっています。ただし、平日の日中が開庁時間となっていることがほとんどなので、注意しましょう。
軽自動車税申告書兼標識交付申請書を作成する
市区町村役場の担当窓口で用紙を受け取ります。申告の理由や種別などを記載します。
分からないところは、原動機付自転車販売証明書を窓口のスタッフに見せると、スムーズに手続きが進みます。
ナンバープレートと標識交付書の交付
軽自動車税申告書兼標識交付申請書を提出すると、ナンバープレートと標識交付書を受け取ります。電動キックボードには車検証が存在しないので、標識交付書を紛失しないようにします。
盗難被害に遭ったときや、保険に加入するときに必要な書類になるからです。
電動キックボードにはナンバープレートが不要になる?規制緩和について
道路交通法の改正で、電動キックボードを走行するときのルールも変化します。詳しく解説します。
2023年7月1日から規制緩和される
道路交通法が改正されるので、電動キックボードを走行するときのルールも変化します。特定小型原付という新しい区分に入るので、これまでのように原動機付自転車と同じ区分ではなくなります。
規制緩和で、16歳以上であれば免許不要で運転できるようになります。また、ヘルメットの装着義務が必須ではなく任意になります。
ナンバープレート取付は引き続き必須
免許、ヘルメット、年齢制限の変化はありますが、ナンバープレートの取り付けは必須です。特定小型原付に区分されても変更はありません。
まとめ
電動キックボードのナンバープレートは、市区町村役場で交付してもらえます。電動キックボードを公道で走行するときには、そのほかに必要な装備も忘れずに準備しましょう。
また、2023年7月1日から始まる規制緩和により、これまでの内容と変化する部分はありますが、ナンバープレートの取り付けは今後も必須なので、くれぐれも注意してください。