電動キックボードを購入するメリット・デメリットについて解説!

       

公開日:2023/02/15  最終更新日:2023/01/27

これから電動キックボードを購入したいと考えている人に、今回の記事はおすすめです。日本では広く普及していない電動キックボードのシェアリングエコノミーサービスですが、アメリカやヨーロッパでは広く普及しています。今後シェアが拡大する前に使用してみたい人は、ぜひ参考にしてください。

電動キックボードを購入するメリット

まず、電動キックボードを購入するメリットを4つ紹介します。電動バイクと比較すると価格が安くなっているので、誰でも気軽に購入できるようになっています。日本でもシェアリングエコノミーサービスが普及するでしょう。

新しい移動手段として利便性が高い

これまでにはない新しい移動手段として高く評価されています。通勤や通学などで電車を利用している人は、電動キックボードで快適に移動できるようになります。電車やバスを待つ時間、乗り換えのための移動、最寄駅から職場や学校まで歩く時間がすべて短縮できます。これまでの不便を解消し、新しい当たり前を実現します。

シェアリングエコノミーサービスが普及しつつある

電動キックボードを所有していなくても、駅や商業施設などでシェアリングエコノミーサービスが普及しています。こちらのサービスは日本では広く普及していませんが、アメリカやヨーロッパなどで普及が進んでいます。費用を抑えて使用したいときに使用できるので、とても便利です。専用の充電器を購入する必要もありません。

価格が安くて購入しやすい

電動キックボードは、電動機付き自転車よりも価格が安いものもあるのでお得に購入することができます。日常生活の買い物、短い距離の通勤や通学としての使用は、まったく問題ありません。

ただし、通勤や通学などで製品を使用するときは、公道を走行できるものにしなければいけないので注意しましょう。価格が高い製品では、オフロード走行に特化したものや、パンクレスタイヤを装備したものなどがあります。

折り畳める製品がある

折り畳み自転車のように、コンパクトサイズにワンタッチでできる製品もあります。操作に道具は不要です。キャンプや釣りに出かけるときに、車のトランクに製品を積んで運べるので便利です。トイレや釣り堀までの短い距離を移動したいときに使用しましょう。

電動キックボードを購入するデメリット

次に、デメリットを3つ紹介します。性能面は新製品が開発されるたびに向上しています。そのほかの部分も向上していますが、充分注意しましょう。

長距離移動には向いていない

中距離までの移動であれば問題ありません。ただし、片道20kmを超える移動の場合は専用の充電器を持ち運ぶ必要があります。35~40kmまで走行できる製品もありますが、一般的に普及している製品はそれよりも走行距離が短くなっています。

また、バッテリー残量が0%から100%になるまで数時間充電する必要があります。短時間の休憩中に100%のバッテリー残量にならないので気を付けましょう。

セキュリティ面で不安がある

防犯対策を講じる必要があります。マンションの駐輪スペースで駐車するときは、ブザーが鳴るようにする、ワイヤーで固定するなどの対策を講じましょう。専用の鍵が装備されていることが大半ですが、2重ロックをするとさらに安心でしょう。

商業施設や公園などの駐輪スペースに停車することもあるでしょう。電動キックボードを自宅に保管するから問題ないと考えずに、セキュリティ対策はしっかりと行いましょう。

安全性の問題

広く普及している自転車よりもタイヤが小さいので、少しの段差や障害物でも転倒しそうになります。オフロードの走行に特化した製品もありますが、一般的に普及している製品は悪路の走行が禁止となっています。

今後は製品の性能が向上すると見込まれますが、まだ時間を要することが予想されるので、安全には充分注意しましょう。ヘルメットとプロテクターを着用してください。

電動キックボードを購入する際に注意するべきポイント

電動キックボードを購入する前に、注意するべきポイントは事前に確認しておきましょう。法律違反になると罰金を支払うことになります。また、事故に巻き込まれる、事故を引き起こす危険性もあります。

公道の走行ができるかどうか確認する

私有地のみ走行できる電動キックボードがあります。このような製品では、歩道、車道を問わず走行できないので注意しましょう。通勤や通学などで公道を走行したいときは、公道の走行ができるかどうか確認してから製品を購入してください。

必要な保安部品があるかどうか確認する

保安基準に適合していないと法律違反になります。必ず製品を使用する前に必要な保安部品があるかどうか確認しましょう。こちらは公道を走行するときに必要になります。分からないときは正規ディーラーなどに問い合わせてください。

まとめ

これまでの移動手段の概念を覆す電動キックボードは、環境負荷を軽減する役割も担っています。そのため、今後はさらに普及が広まるでしょう。現在のところ長距離の移動に適していないというデメリットが浮上していますが、35~40km程度の距離であれば問題なく走行できる製品も普及しています。

現在の生活の不便を解消し、新しい移動手段が日常的になる未来が見えています。ぜひ製品の購入を検討しましょう。

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