電動キックボードを使用する際に守るべきルール・マナーとは?

       

公開日:2023/07/15  最終更新日:2023/05/12


日本でも徐々に浸透している電動キックボードですが、消費者の認識の違いが生じています。どんな乗り物も、ルールやマナーを守って楽しく安全に走行しなければいけません。準備するものもあるので内容を確認しましょう。これから電動キックボードを購入したいと考えている人は、購入前にぜひご一読ください。

電動キックボードのルールはあまり浸透していない

電動キックボードは、まだ日本では見慣れない乗り物なので、消費者の認識に違いが生じているのが実情です。こちらでいくつかのルールを知っておきましょう。

電動キックボードのルール

電動キックボードを購入するのは誰でもできますが、運転するためにはルールを守らなければいけません。たとえば、電動キックボードで歩道を走行するのは禁止されています。

公道を走行するときはルールが定められており、免許の取得やナンバープレートの表示、ヘルメットの装着、自賠責保険の加入が必須です。しかし、これらは2023年7月の法改正で緩和されることが決まっています。

電動キックボードの実情

電動キックボードの使用にはさまざまなルールが定められていますが、ルールを無視した使用方法が目立っています。たとえば、基準を満たしていない電動キックボードを走行する、ヘルメットを装着しないまま走行する、歩道を走行するなどです。

このような実情は、消費生活センターなどにも相談が多数寄せられていることから明らかになっています。2016年度以降、電動キックボードに関する相談が増え続けており、そのなかには、危害をともなった内容や公道を走行することに対する報告もありました。

電動キックボードは原動機付自転車の法律が適用される

電動キックボードを使用する際は、ヘルメットやナンバープレートの準備が必須です。最高速度が時速20km近くになることもあり、事故を起こしてしまうリスクがなきにしもあらずなので、自分の身を守るようにしましょう。

基準に適合した構造および装置を装備していること

電動キックボードは、法律の基準に適合しない限り道路を走行できません。道路は公道だけではなく歩道も含みます。必要な装置とは、後写鏡、方向指示器、警音器などです。全部で10種類あります。

こちらの基準を満たさないまま道路を走行すると、整備不良の車両を運転していることになるのです。当然取り締まりの対象となり、3か月以下の懲役または5万円以下の罰金が科せられるので覚えておきましょう。

ナンバープレートの表示

原動機付自転車のようにナンバープレートを表示しなければいけません。また、法律に基づき軽自動車税を納付する義務も発生します。

自賠責保険に加入する

自賠責保険は、電動キックボード購入時に強制保険となるので必ず加入しなければいけません。こちらは対人事故の場合に適用されるようになっているため、事故を起こしたときに被害者を救済するためのものになっています。運転者を救済するためのものではないので注意しましょう。そのため、任意保険にも加入している人がほとんどです。

運転免許証の保有および携行

電動キックボードに乗るには、原動機付自転車を運転するための免許を保有しなければいけません。無免許運転の場合は、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科されます。ただし、こちらは法改正後に緩和される予定です。

ヘルメットの装着

こちらは必須となっています。たとえ、原動機を使用せずに足で地面を蹴りながらキックボードに乗っていても、ヘルメットの装着は義務となっています。ただし、法改正後は任意になる予定です。

電動キックボードで走行中に守るべきルールとマナー

電動キックボードは、自動車のように見慣れている乗り物ではないので、走行前にルールを確認しましょう。

車道の左側を走行する

原動機を使用せずに、足で地面を蹴りながらキックボードに乗っていても車道を走行します。歩道を走行するときは、電動キックボードから降りて押しながら歩きましょう。この際、電源は必ず切ってください。

飲酒運転は禁止

電動キックボードも飲酒運転すると刑事罰が科されます。わずかな距離を運転するときでも飲酒運転はいけません。

段差に注意する

電動キックボードのタイヤの大きさが小さいので、道路上のわずかな段差も店頭の原因となります。そのため、走行中は両手でハンドルを握りましょう。

荷物はリュックに入れるのがおすすめ

自転車のように荷物入れが備え付けられていません。そのため、荷物はリュックに入れるようにしましょう。ハンドルにカバンをぶら下げる行為は法律で禁止されています。また、転倒の原因となるので注意しましょう。

まとめ

ルールやマナーを守って楽しく走行しましょう。原動機付自転車を運転するときの法律が適用されるので、法律を守ってください。保険に加入することや税金を支払うこともしなければいけません。基準に適合した構造や装置を装備していないと走行できないので、不安を抱えている人は正規ディーラーに見てもらうようにしましょう。また、定期的にメンテナンスする必要もあるので忘れずに行うことが大切です。

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