電動キックボードのバッテリーの寿命はどれくらい?

       

公開日:2023/02/01  最終更新日:2023/01/26

これから電動キックボードを購入したいと考えている人に、今回の記事はおすすめです。電動キックボードのバッテリーの寿命は1~2年間といわれています。こちらは走行距離や走行時間ではなく、バッテリーの充電回数により寿命が決定するといわれています。こまめに充電するのは避けて、長持ちさせましょう。

電動キックボードのバッテリーの寿命の目安

リチウムイオン電池の充電回数が寿命の長さと直結しています。こまめに充電するのは避けましょう。

1~2年間が目安といわれている

こちらはリチウムイオン電池が使用されています。1~2年間が目安といわれていますが、充電回数により寿命の長短が決まります。およそ500回充電を繰り返すと寿命となるので、使用頻度が高い人は1年程度で寿命になります。反対に週1~2回程度の利用頻度では2年近く寿命があるでしょう。

そのほかの要因として、電動キックボードの保管場所の影響も大いにあります。雨水を避けて保管できていればバッテリーの状態もさほど悪化しません。

試算

走行距離が10kmで250日間使用すると、およそ1年間の寿命となります。こちらは1日2回充電した場合の数字です。走行距離が30kmで250日間使用すると、およそ2年間の寿命となります。こちらは1日1回充電した場合の数字です。つまり、走行距離や走行距離の長短で寿命が決定するわけではありません。あくまで充電回数によります。

バッテリーの特徴

電動キックボードのバッテリーはすべて同じ規格ではありません。バッテリーが軽量で持ち運びが容易だと思っていても、走行距離が短い場合があります。また、走行距離は長くても、バッテリーが重たくて持ち運びが難しい場合があります。

できる限りバッテリーは長持ちさせたいですが、気軽に持ち運びしたい人は、走行距離が短くてもバッテリーが軽量で持ち運びが容易なものを選択するでしょう。電車やバスなどの公共交通機関を利用して移動する人は参考にしてください。

電動キックボードのバッテリー価格の相場

性能に違いがなければ安いほうがお得です。商品の内容をきちんと確認しましょう。

およそ2万円が相場

メーカーにより価格が異なります。1万円台後半から2万円台前半まで価格の幅があります。性能に差がない場合は安い商品を購入するとお得です。ただし、予備バッテリーが高額な場合があるので注意しましょう。

電動キックボードのバッテリーが切れた場合の対処法

バッテリー残量が0%でも走行できますが、身体的な負担が大きいのでおすすめできません。あらかじめ予備の手段を確立しておきましょう。

地面を蹴ると進めるが身体的な負担が大きい

バッテリーが切れるとまったく動かないことはありません。地面を蹴ると前に進みますが、とても重たくなります。モーターを回さなければいけないからです。短い距離であれば問題ありませんが、長い距離を移動しなければいけないときは、ほかの交通手段を考えましょう。

予備バッテリーと交換する方法

電源が切れたバッテリーを外して予備バッテリーを装着するタイプの商品であれば、バッテリーを交換するだけですぐに走行できます。ただし、手元に予備バッテリーがないと交換できないので、忘れずに準備する必要があります。

充電した後に交換する方法

電源が切れたバッテリーを充電すれば再び使用できます。ただし、充電には5~6時間かかります。バッテリー残量を100%にしなければこれよりも短い時間で充電できますが、寿命が短くなります。このため、走行距離が長い場合や電源が切れることが予想されるときは対策を講じておきましょう。

電動キックボードのバッテリーを長持ちさせるコツ

日頃の心がけでバッテリーを長持ちできます。面倒と思わずに適切な環境で保管しましょう。説明書を読んでください。

完全放電状態と満充電状態を避けて保管する

バッテリー残量が0%のまま保管すると過放電する可能性があります。そのままの状態を放置するとバッテリーの劣化につながります。また、満充電状態はバッテリーに負荷がかかり続けるので避けましょう。

高温下の環境で保管しない

常温よりも高い気温にある倉庫内や室内で保管するのは避けましょう。バッテリーの劣化を招きます。しかし、寒すぎる環境で保管するのもよくありません。結露が発生するからです。以上のことから常温の環境下で保管しましょう。

バッテリーを付けたまま屋外の駐輪場に保管しない

いつでも使用できるように、バッテリーを付けたまま屋外の駐輪場に放置している人もいるでしょう。屋外は気温だけではなく雨水に打たれる可能性があります。また、電動キックボードが転倒するとバッテリーに傷が付くかもしれません。大切に保管しましょう。

まとめ

バッテリーを長持ちさせるためには、リチウムイオン電池の充電可能回数がおおむね500回であることを理解しておきましょう。それだけではなく、長持ちさせるコツを実践することが大切です。

バッテリー残量に気を付けて保管する、高温下で保管しない、バッテリーを付けたまま屋外の駐輪場で保管しないことを守るだけで、バッテリーが劣化するスピードを遅らせられます。長い期間使用したいと考えている人は大切に使用しましょう。

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