電動キックボードを購入する際に注意するべきポイントとは?

       

公開日:2023/02/01  最終更新日:2023/01/26

電動キックボードを購入する予定ですか?現在、新しい移動手段として注目されているのが、電動キックボードです。自動車・バイク・自転車などにはないメリットがあります。ところで購入する際には、どんな点に注意すればよいのでしょうか。今回は、電動キックボードを購入する際に注意するべきポイントについて詳しくご紹介します。

電動キックボードにまつわる法律

電動キックボードにはどんな法律があるのでしょうか?こちらで詳しくご紹介します。

電動キックボードは2024年4月から規制緩和

電動キックボードに関する法律は、2024年4月から規制緩和されます。具体的には、自転車なみに緩くなる予定です。その理由は、2022年4月に電動キックボードに関する道路交通法改正案が可決されたからです。実際の施行開始は、約2年間の準備期間があることから、2024年4月ごろといわれています。

2024年4月ごろまでは現行法が適用される

電動キックボードに関する法律は、2024年4月ごろまでは現行法が適用されます。現行法と改正法は大きく内容が異なります。そのため現行法をしっかりと確認しましょう。もし違反している状態で、電動キックボードを公道で運転すると罰則や罰金が科せられます。

現行法①運転免許証の取得と携行が必要

電動キックボードを運転するには、現行法では運転免許証の取得と携行が必要です。

現行法②ヘルメット着用の義務がある

電動キックボードを運転するときには、現行法ではヘルメット着用の義務があります。

現行法③車道通行のみ

電動キックボードは、基本的に現行法では車道通行のみです。電動キックボードでの歩道・自転車道・路側帯の通行はできません。

現行法④保安基準に適合した構造・装置の備えが必要

電動キックボードは、現行法では保安基準に適合した構造・装置の備えが必要です。具体的には制動装置・前照灯・後部反射器・警音器・後写鏡・番号灯・尾灯・制動灯・方向指示器・速度計などです。

現行法⑤自賠責保険への加入が必要

電動キックボードを運転するには、自賠責保険への加入が義務付けられています。

現行法⑥ナンバープレートの取り付けが必要

電動キックボードを運転するには、ナンバープレートの取り付けが必要です。

電動キックボードを購入する際に注意するべきポイント

電動キックボードを購入する際には、どんなポイントに注意すべきでしょうか?こちらで詳しくご紹介します。

①車両区分の確認

1つ目のポイントは、車両区分の確認です。車両区分とは、車両の機能による区分けのことです。車両区分は、自動車・原動機付自転車・自転車の3種類に大きく分かれます。

電動キックボードは、原動機付自転車に当てはまります。原動機付自転車になると、前章でご紹介した電動キックボードに関する現行法のすべての対象になるので購入する際に確認が必要です。

②公道走行の可否の確認

2つ目のポイントは、公道走行の可否の確認です。電動キックボードは、公道が走れるものと、敷地内でしか走れないものの2つに分かれます。公道を走る目的であれば、公道走行が可能である表示がしてあることを確認しましょう。

③スペックの確認をする

3つ目のポイントは、スペックの確認をすることです。電動キックボードは、各製品によってそれぞれスペックが異なります。オーナーの目的に合ったスペックがある電動キックボードを購入する必要があります。

オーナーの目的とは、通勤手段として使う場合、趣味で使う場合、近所へ出かけるときに使う場合などです。確認したほうがよいスペックは、航続距離・最高速度・登坂角度・重量・サイズ・充電時間などです。

④保安部品の確認

4つ目のポイントは、保安部品の確認です。電動キックボードで公道を走る場合、保安部品が設置されてないと違反になります。制動装置・前照灯・後部反射器・警音器・後写鏡・番号灯・尾灯・制動灯・方向指示器・速度計などが設置されているかをきちんと確認しましょう。

街で電動キックボードを使用する際に注意するべきポイント

街で電動キックボードを使用する際には、どんな点に注意すべきでしょうか?こちらで詳しくご紹介します。

①運転免許証の携行

1つ目のポイントは、運転免許証の携行です。運転免許証を携行していないと違反になります。

②ヘルメットの着用

2つ目のポイントは、ヘルメットの着用です。ヘルメットを着用していないと違反になります。

③車道の通行

3つ目のポイントは、車道の通行です。車道以外を通行すると違反になります。

④二段階右折

4つ目のポイントは、二段階右折です。片側3車線以上で信号機がある交差点では、電動キックボードは原則として二段階右折をする必要があります。二段階右折しないと、違反になります。

まとめ

今回は、電動キックボードを購入する際に注意するべきポイントについてご紹介しました。基本的に、現行法では電動キックボードは、原付バイクと同じ扱いです。そのため原付バイクを運転すると仮定して、電動キックボードを運転しましょう。そう認識することで、公道を走行しても違反になることはありません。

これから電動キックボードを購入する場合には、その点を充分気を付けましょう。本記事が、電動キックボードを購入する際に注意するべきポイントについて詳しく知りたい方に届けば幸いです。

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